今年は尋常ではないくらいノロウイルスが流行しています。結構飲食店経営されてる方でも調理師免許とってないという人が多いです。当店では調理師免許保持者2名います
調理免許ではどんなことを学ぶのかというと主に7項目あります。
1食品学
2栄養学
3衛生法規
・食品衛生法
・食品表示法
・食中毒防止にかんして
4公衆衛生学
・感染症と予防
・環境衛生(ごみ処理)
・健康増進と疾病予防
5食品衛生学
食品の衛生管理や殺菌方法、
細菌・ウイルス・寄生虫に関しての知識
調理場の衛生管理
6調理理論
調理の基本原則(加熱調理、冷却調理、調味)
出汁のとり方、味付け
7食文化
など調理師免許保持者は幅広い知識をもっています。
調理師免許がなくても飲食店は経営できます。それは2時間の食品衛生に関しての講習をうければ可能です。
しかし2時間ただ聞いてるだけで頭には入りません。1週間後には忘れます。
免許をとるためにかなりの時間を勉強についやしているので、時間をかけてしっかり勉強したことは一生身についています。
調理師免許なんて必要ない。持ってても意味がない。飲食店むけのアンケートでは65%近くの人がこうした意見ですた。そう言って勉強から逃げてる人たちも結構いるので、食中毒などに関して心配がある場合、調理師免許保持者がいるかどうかでお店を選ぶことも必要かもしれません。
そうした知識をもとに、調理する前の手洗いの徹底、手袋の着用(ゴム手袋の上にさらにエンボス手袋)
調理台の塩素による消毒、食材の殺菌。
など仕込みだけではなく、調理や片付けの際にもこうした作業を行っております。
また加熱された食品でも食品が汚染された場合(常温などで食材を放置しておくと食品内で増殖)加熱しても消えません。最近加熱された食品でもノロになる方が結構いるので、お店側による食品管理の問題によりなることがあります。
当店は基本すべて生物です。そのため常に低温で保管をしているため極めて危険性が低いです。
また私も含めてスタッフみんな基本的にお店の営業日は毎日魚を食べていますし、お寿司も基本毎日食べていますが、誰一人数十年ノロウイルスになったことが一度もありません。そのあたりは安心していただけるかと思います。
お寿司はわさびやがりなどによる殺菌や温かいお茶などでも殺菌作用があるので、そうしたところまで考えられています。ノロウイルスが心配な方は貝(かき、はまぐり、あさり)などが確率的には高いので、そうしたものを避けることがいいのかなと思います。
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