こんにちは、いつもご利用ありがとうございます。
最近円安や原油高による値上げが続いていますね。
現在は原油価格は実際のところすこし下がってきていますが、ガソリン代は原油高騰により値上げ、とお知らせがとどきます。政府が元売り業者に補助金をだしていますが、その補助金は内部保留に回され実際のところはガソリン代を安くするに至っていません。
しかし、原油価格高騰に伴い原油を販売している業者などは過去最高益をたたきだしている企業も多いです。ということは実際上がった原油価格以上に上乗せをされています。ビジネスなので仕方ないといえば仕方ないのですが、
当店では今年に入ってから次々と値上げの通知が業者からとどきました。
しかも値段が上がったところに2,3ヶ月後にはまた値上げの知らせが。
どれくらいの仕入れ価格が高騰したかと言いますと、、
・包装資材全般、持ち帰りの容器などプラスチック関連 20%
さらにまた10%近く値上がりします。(こうした包装資材の会社も業績はどんどん上がっています。)
・サーモン 40% ロシアウクライナ戦争による影響でロシア上空を飛べず、迂回して飛行距離が増える、さらに原油価格高騰による燃料費がかかる。
・マグロ 20%~30% コロナの影響と円安、原油価格のたかどまりなどにより乗組員減少、及び歩留まりの悪さから漁にでる漁船がへり、需要と供給のバランスが崩れる。また韓国やヨーロッパでもお寿司が人気が高まり、日本よりも高い金額を出して買うのでそれに伴い今までよりも高いお金をださないと買えなくなる&円の価値がどんどん下がっているのでさらにお金を上乗せをしないと買えない。
・いくら 20% 円安の影響。ロシアからのものが多く日本は経済制裁を加えているのでそうした背景もおそらく関係している。
・ホタテ 10% 取れる量は増えているようですがおそらく海外に買われていて手に入りづらくなっている。
・数の子 2倍近く 原料がとれない?原資が減っているのでそのため価格が高騰。
他にも穴子、エビ、イカ、生海老。すべてお寿司のネタは当然海でとれるので燃料費が上がることを背景に値段上がります。お酢の仕入れ価格も。
こうした背景もありメニュー表を新しく作ろうにも原料が手に入りづらい、また大幅な値上げなどもありメニュー内容や価格の変更をしなくてはいけないので、まだまだ作れません。
なかなかお寿司の値段が上がることに対して理解されないことも多く、悩むところではあります。
が背景ではこれほど大幅な値上がりが続いており、まだまだ値上がりをされることも多いです。
過去これほどの値上げラッシュなどもなかったので、とても難しいです。値上げに関しては本当に止むをえないです。
ご理解いただけましたら嬉しく思います。
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